2011年4月10日日曜日

我家のリスク分散


震災から1ヶ月、ライフラインの復旧が急がれているが、被災規模が大きすぎてなかなか進んでいない状況のようだ。

阪神大震災の時もそうだが、ライフラインの復旧は時間が掛かる。一般論だが復旧が一番早いのが電気。続いて水道、ガス(プロパンガスは除く)の順になる。
水道は下水道が復旧してからになり、時間も掛かる。
ガスはガス漏れをチェックしてからの再開になるので時間を要する。
被害の状況で復旧度合は大きく変わるが、一般的にはこの様な形だろう。

さて、ライフラインの話はここまでとして、今回の震災で思った事を少し書きたい。

地震など大きな災害が発生した場合、1番最初に欲しいのが正確な情報だろう。今回の東日本大震災の時、最も利用された情報はやはりNHK。
確かに、ネットも重要な情報源だったことは間違えはない。
ただ、どちらも見る術がなければ話にならない。

停電にならないまでも、マンションなどでは一時的にテレビなどが観れない事がある。これは阪神淡路大震災の時に体験したのだが、マンションの共聴システムが一時的にダウンしてしまうケース。
最近、ケーブルテレビ経由でテレビ、電話、ネットを接続している家庭も多い。
ケーブルテレビの場合、途中の被害や停電などの関係でテレビが全く見れないことも想定される。今回の震災で、私の知り合い宅は暫くケーブルテレビがダウンしていたようだ。
この場合、電気は使えたとしても、テレビもネットも電話も全てダウンしてしまう。

やはり、通信インフラ全てをケーブルテレビ会社に任せるのはリスクが高い。
我家の場合は、電話とネットは光ファイバーで引き込んでいるが、テレビに関してはアンテナから受信するようにしている。電気さえ通電していれば、最低でもテレビは見ることができる。少しでもリスク分散するためだ。
マンションなどでは、契約上リスク分散が出来ないケースもある。
その場合
・ワンセグ機能付き携帯
・電池式ラジオ
・自家用車のテレビやラジオ
などが次の手段になる。

我家ではお風呂でも見ることのできる「バッテリー式のワンセグテレビ」がある。元々半身浴などの目的で買った物だ。1回のフル充電で1.5ー2時間程度見ることが可能だ。USBコネクタからの充電タイプなら、スマートフォン用のUSB出力タイプのエネループや、ノートPCから電源を確保も可能になる。

ネットに関しては、比較的PHS系のポケットWi-Fiがつながりやすかったようだ。
携帯の基地局は広域をカバーしているが、基地局が細かく配置しているPHSは停電域外に移動すれば、利用者が少ない事もあり通じやすかったようだ。
有線でのネット接続は、停電していない状態であれば特に問題なく使うことが出来たが、情報量と速報性ではテレビには勝てる状態では無かった。
1次情報はマスメディアからもたらされている。
ネットに流れるのは2次情報なので、大きな出来事ほどマスメディア、特にテレビから伝わる。
NHKの生放送で、ヘリコプターからの空撮映像で被害や地震の大きさを知った人も多いだろう。現時点で映像を数千万人が同時に映像を見る事が可能なインフラはテレビ敷かない。ネットストリーミングでも数万人が見る事は可能だが、今回の様な事態になればネットでカバー出来る範囲は限られる。
細かな情報、ローカルな情報はネットでもたらされるが、全体像を把握するにはテレビに勝る物はない。

我家では常備しているが、賞味期限の長いペットボトルの水を1ケース。
少なくとも水があれば生きて行くことが出来る。

理想的には
・バッテリーで動くワンセグテレビ(ワンセグ携帯)
・電池式ラジオ
・エネループなどの充電可能なバッテリー
・PHS系のポケットWi-Fi
・スマートフォンやiPad、ノートPCなどのバッテリー駆動のデバイス
・電池の備蓄
・懐中電灯
・ペットボトルの水

これだけあれば、少しは落ち着いて行動できる。






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