Amazonのレビューを見ると様々なレビューを目にする。 レビューの多さも、この本がどれ程売れたかの証しでもある。 さて、この本の率直な感想だが、多少クドイ部分もある。 ただ、人口の減少が経済に与える影響は大きい。 一般論的にも、パイの大きさが市場規模の大きさであるのも間違えない。 本の評論を展開する気はない。 ただ、日本に住んでいて大丈夫なのだろうか?そんな心配の方が大きい。 国債・地方債を合わせた日本の借金は1000兆円。 個人金融資産が1200兆とも1400兆とも言われているが、後何年でパリティになるかが心配だ。 この本の内容半分だと捉えても、日本の将来は暗い。 私の生きているのが後何年かは分からないが、私の子供達の時代にはどうなっているのだろう? 子供達は、日本で生まれ育って幸せな一生を送れるのだろうか? ついついそんなことを考えてしまう。 このまま国債残高が増え、日本売りになってしまうのが一番恐ろしい。 通常国会も開催されているが、誰がこの状況を打破してくれるのだろう? 地元の票しか見ていない政治屋さんでは、子供達の将来はかなり暗いとしか言いようがない。 経済論をレビューで言い合える「平和な日本」はいつまで続くかが心配だ。
小林信一郎のブログ The Watchtower