日本神話ゆかりの地、天岩戸神社 古事記・日本書紀に登場する「天岩戸」を祀る、由緒正しき神社、天岩戸神社。太陽神・天照大御神(アマテラスオオミカミ)が隠れたという伝説の地であり、強力なパワースポットとして知られています。 岩戸川の両岸に位置する西本宮と東本宮のうち、ご神体である天岩戸を拝めるのは西本宮です。拝観は1日15回、拝殿裏の遥拝所から神職さんの案内のもとで行われます。西本宮の境内には、春には可憐な白い花を、秋には真っ赤な実をつける御神木の招霊(オガタマ)の木が立っています。また、授与所では高千穂神楽をモチーフにした美しい御朱印帳が人気です。 西本宮と東本宮をつなぐ橋「あまのうきはし」の一部には、岩戸川を見下ろせるガラス床が設置されており、スリル満点の体験ができます。 西本宮から岩戸川沿いに約10分歩くと、「天安河原(あまのやすかわら)」と呼ばれる場所に着きます。ここは、天照大御神が天岩戸に隠れて世界が闇に包まれた時、八百万の神々が集まって対策を練ったと伝えられる、神聖な場所です。 神秘のパワーに圧倒!天岩戸神社で心震える体験 2024年、今年の春、ずっと気になっていた天岩戸神社へお参りに行ってきました。 天孫降臨の地であり、高千穂峡でも有名なこの場所は、多くの外国人観光客の方々も訪れていました。 私も高千穂峡の絶景に心を洗われた後、いよいよ天岩戸神社へ。 天岩戸神社西本宮のご神体は、「天岩戸」と呼ばれる岩の洞窟です。日本神話で、太陽の神様・天照大神が隠れた場所として知られていて、神聖な場所なんだそうです。 この天岩戸、西本宮の拝殿の裏手、岩戸川の対岸にある崖の中腹にあって、高さは約50メートル、幅は約40メートルもある大きな岩窟なんです! 直接近づくことはできないので、拝殿の裏手にある遥拝所から参拝させていただきました。 西本宮で正式参拝を済ませた後、神職さんの案内でいよいよ天岩戸へ。 その時に感じたのは、言葉では言い表せないほどの圧倒的なパワー! 神聖な空気に包まれ、まるで全身にエネルギーが流れ込んでくるようでした。 岩戸からは、言葉では表現できないほどの強い波動を感じます。 天岩戸は、遥拝所からでも30メートルほど離れているのですが、距離を感じさせないほどの力強さ。 こんなにも強いパワーを感じたのは初めてかもしれません。 天孫降臨の地、高千穂。...
ビジョナリー・カンパニー3を現在読んでいる。
本編部分はほぼ読み終わり、付録の個別検証部分を読んでいる最中だ。
この本の面白さは、衰退する企業がどのような行動を経て最終段階を迎えたか。
または、最終段階を迎える前に回復を辿ることが出来たのか、その検証にある。
検証に出てくるのは、米優良企業が多く見聞きしたことがある企業名も多い。
逆に消えてしまっている企業もある。
米国と日本の状況は多少違いがあるが、本質の部分は大きな違い。
特に、第3段階 リスクと問題の否認が非常に参考になる。
ビジョナリー・カンパニーシリーズは、元々成功企業の軌跡辿りながら成功の関連性を調べた書物。本書の前作には、サブプライム問題で巨額の損失を抱え、最終的に政府管轄になった「ファニーメイ」の話も登場する。ファニーメイに関しては「飛躍の法則」で登場しながら、数年後には公的資金を注入された「破綻企業」になってしまっている。
私もサクセスストーリー的な書籍の方が好きだ。やはり、わくわくする感覚が気持ちがいい。それに、自分自身も高揚してくる。しかし、売れないこともあるのだろうが、失敗や衰退を取り上げた書籍は非常に少ない。
ビジョナリー・カンパニー3を読みながら、ふと頭に浮かんだ日本企業が「ソニー」
ソニーは、80年代から90年代にかけて私たちの使う放送機器で圧倒的なシェアーを誇っていた。特に放送用VTR市場は独占に近い形を長く続けてきた。それと今や見ることも少なくなったブラウン管「トリニトロン」でも放送業界の中でも確固たるポジションを築いていた。
もちろん「ウォークマン」「VAIO」など、コンシューマー向け製品でも優位なポジションが続いていた。
しかし、今や見る影もない...
シェアーが高かった時期、ソニーは非常に「傲慢」な印象が個人的にはある。
ソニー製品を使いたければ、私たちにした従いなさい的な感じが非常にあった。
決して言葉で聞いたわけでもないが、出してくる製品やその後の対応が「ソニー的」(ある意味傲慢)に受け取られた感じだ。90年代半ば、米国シリコンバレー系のメーカーは、既にビデオ編集などをコンピューターベースで編集するシステムを製品化していた。圧倒的有利なソニーは、ビデオテープを軸とした編集から抜け出すことが出来なかった。
まるで、ソニーのウォークマンがAppleのiPodに変わっていったように、プロの映像編集はソニーの製品は競争力を失い、現在は魅力ある物は少なくなっている。
ソニーに関しては、液晶に早く移行できなかったためサムスンに道を譲り、プレステで成功を収めながらWiiにあっさりトップの座を奪われ、デザインだけが勝負のVAIOはHPやDellに奪われ、携帯、電子書籍でもAppleやAmazonに先を越されてしまっている。
この本を読むと、ソニーだけでなくいろいろな企業の名前が頭を過ぎる。
自分の足元を見るなら、自分の会社にも当てはめてもいいのではないだろうか。
本編部分はほぼ読み終わり、付録の個別検証部分を読んでいる最中だ。
この本の面白さは、衰退する企業がどのような行動を経て最終段階を迎えたか。
または、最終段階を迎える前に回復を辿ることが出来たのか、その検証にある。
検証に出てくるのは、米優良企業が多く見聞きしたことがある企業名も多い。
逆に消えてしまっている企業もある。
米国と日本の状況は多少違いがあるが、本質の部分は大きな違い。
特に、第3段階 リスクと問題の否認が非常に参考になる。
ビジョナリー・カンパニーシリーズは、元々成功企業の軌跡辿りながら成功の関連性を調べた書物。本書の前作には、サブプライム問題で巨額の損失を抱え、最終的に政府管轄になった「ファニーメイ」の話も登場する。ファニーメイに関しては「飛躍の法則」で登場しながら、数年後には公的資金を注入された「破綻企業」になってしまっている。
私もサクセスストーリー的な書籍の方が好きだ。やはり、わくわくする感覚が気持ちがいい。それに、自分自身も高揚してくる。しかし、売れないこともあるのだろうが、失敗や衰退を取り上げた書籍は非常に少ない。
ビジョナリー・カンパニー3を読みながら、ふと頭に浮かんだ日本企業が「ソニー」
ソニーは、80年代から90年代にかけて私たちの使う放送機器で圧倒的なシェアーを誇っていた。特に放送用VTR市場は独占に近い形を長く続けてきた。それと今や見ることも少なくなったブラウン管「トリニトロン」でも放送業界の中でも確固たるポジションを築いていた。
もちろん「ウォークマン」「VAIO」など、コンシューマー向け製品でも優位なポジションが続いていた。
しかし、今や見る影もない...
シェアーが高かった時期、ソニーは非常に「傲慢」な印象が個人的にはある。
ソニー製品を使いたければ、私たちにした従いなさい的な感じが非常にあった。
決して言葉で聞いたわけでもないが、出してくる製品やその後の対応が「ソニー的」(ある意味傲慢)に受け取られた感じだ。90年代半ば、米国シリコンバレー系のメーカーは、既にビデオ編集などをコンピューターベースで編集するシステムを製品化していた。圧倒的有利なソニーは、ビデオテープを軸とした編集から抜け出すことが出来なかった。
まるで、ソニーのウォークマンがAppleのiPodに変わっていったように、プロの映像編集はソニーの製品は競争力を失い、現在は魅力ある物は少なくなっている。
ソニーに関しては、液晶に早く移行できなかったためサムスンに道を譲り、プレステで成功を収めながらWiiにあっさりトップの座を奪われ、デザインだけが勝負のVAIOはHPやDellに奪われ、携帯、電子書籍でもAppleやAmazonに先を越されてしまっている。
この本を読むと、ソニーだけでなくいろいろな企業の名前が頭を過ぎる。
自分の足元を見るなら、自分の会社にも当てはめてもいいのではないだろうか。