非常に気になる商品を見つけた、ファイル共有デバイス「Pogoplug」個人向けクラウドシステムだ。
明日2/4発売なので、まだ現物は見ていないが、色々なニュースサイトや日本語サイトも立ち上がっているので少しまとめてみた。
個人向けクラウドのサービスは、DropboxやSugarSyncなど色々なサービスがすでに存在している。
私も両方のサービスを利用しているが、無料サービスでも5Gバイト程度まで。
有料サービスでも年間99米ドルで50Gバイト。
クラウドサービスでありながら、ハードウエアの購入費用以外は1円もかからない。
クラウドにアクセスするためには、発売元の米クラウドエンジンズのサーバーにアクセスするのだが、そのアクセスにも料金はかからないシステムだ。「Pogoplug」本体のUSBにハードディスクを接続するだけで、クラウドとして利用が可能。
ファイルにアクセスするにはWindows、Mac、Linux、iPad、iPhone、AndroidやPS3等のゲーム機からもアクセスが出来る優れもの。
Pogoplugは、本体に接続したストレージを同一ネットワーク内やインターネット経由で共有してパーソナルクラウドを構築できる製品。4つのUSBポートを備え、本体前面に1ポート、背面に3ポートの合計4ポート搭載するUSB2.0ポートにUSB接続のハードディスクドライブやUSBメモリーなどを接続することでNAS(Network Attached Storage)として使えるほか、写真や音楽、映像などを配信できるメディアサーバーなどの機能も備えている。
友人や知人とのファイル共有機能も備える。ブラウザ上でファイルを選択し、Eメールを送付すれば、ワンクリックでファイルを共有できる。アクセス権を付与することでストレージへのフルアクセスも可能。また、USBやWi-Fiで接続したプリンタを使ってストレージ内のデータを印刷をする「クラウド印刷」もそなえる。
クラウド運営会社の倒産やクラッシュでデータはなくなってしまうが、Pogoplugはデータを自宅に格納している。また家と会社などで2つのPogoplugを利用すれば、自動でバックアップすることも可能。
色々な意味で利便性が高い商品とサービスではないだろうか?
設定も60秒で完了、手順は
1.本体をLANケーブルでルーターとつないで電源を入れる
2.本体のLEDランプが緑に点灯したら(クラウドへの接続が完了)、Webブラウザで「my.pogoplug.com」にアクセスしてユーザー登録をする
大きさもハードディスク程度の大きさで、本体の消費電力はわずか4Wと非常に低消費電力なのも特徴だ。
対応フォーマット:NTFS、FAT32、HFS+、EXT2、EXT3
対応ブラウザ:Internet Explorer 7/8、Firefox 3.5/3.6、Safari 4/5、Google Chrome 7/8
対応OS:Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以降、Linux
対応機器:Windows、Mac、Linux、iPad、iPhone、Android、Blackberry、Palm、Xbox 360、PlayStation 3
発売はAmazon、ビックカメラ等の量販店から発売されるようだ。
「Pogoplug」には3種類(海外版ではビデオ用も用意されているようだが...)
「Pogoplug」「Pogoplug Pro」の違いは、Wi-Fi機能の有無のようだ。
「Pogoplug」はピンク「Pogoplug Pro」はブラックPogoplug Biz」はホワイトと見た目で判別できるようだ。
Amazonでも既に販売されているようだが、Pro版はまだ商品は掲載されていない。
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