自主的に使っているパーソナルなものから、気が付かないうちに実はクラウドを使っているケースもあるだろう。
有名な所では
- Apple iCloud (無料 5GB)
- Dropbox(無料 2GB 最大 18GB)
- Google Drive(無料 5GB)
- Amazon Cloud Drive(無料 5GB)
- Microsoft SkyDrive(無料 7GB)
その他
- Yahoo Box(無料 5GB)
- KDrive(無料 30GB 最大 50GB)
- Nドライブ(無料 30GB)
- Yandex Disk(無料 8GB)
- Pogoplug(無料 5GB)
有名なDropboxもAmazonの「Amazon S3」をバックエンドに構築され、世界的なクラウドはAmazon、Google、Microsoftの3強がしのぎを削っている状態だ。
今列記したサービスはほとんど海外のサービスで国内のサービスはYahoo Boxぐらい。
国内のクラウドの話しはほとんど聞かない。
商用のクラウドサービスは国内にも多いが、個人向けのサービスは余りないのが現実だ。
アナリストの伊藤洋一さんはクオンプユーザーだが、かなり怒っている感じがブログから伝わってくる。「儲からないから止めてしまえ!」的なリコーのCSR憲章や企業理念からほど遠い「絵空事」になっている感じだ。製品は売れなくなれば販売中止にすればいいが、サービスは続けることが重要で、目先の事しか考えていない感じだ。
日本企業は全般的にインターネットを使った事業展開が下手だ!
特に製造業がネットで成功した例は皆無だ。家電を含めてIT関連産業はひどい。クラウドも理解している会社がないのも悲しい話しだ。
2005年辺りから「物づくり日本」を非常に多く見聞きした。「良い物を作れば売れる!」とコモディティ化した製品を高機能化したモノしか作らなかった製造業。余り消費者を見ていなかったとしか言えない状態だ。
今や、ソフトが製造業を飲み込みかけている。Amazonがタブレットを作り、マイクロソフトががDELLを買収しようとしている現在、日本企業は内部留保を最大化しながら何をしようとしているのだろうか?
成功体験を捨てきれない「昭和的な経営者」ばかりが日本の製造業をリードしているのは恐ろしい話しだ。韓国資本だがSNSで世界に飛び出した「LINE」、少し苦戦しているが楽天の「kobo」の方がチャレンジングで評価に値する。
技術が売りの日本だが、先日突然止まってしまった気象庁のスパコンは日立の最新鋭機。回線品質が売りの「ドコモ」も、昨年月に1度のペースで大規模なトラブルを起こしている。
他業種(ITやネットゲーム業界)でもいいから「シャープ」を買うような会社が出てくれば、日本も少しは変わるのでは?と期待しているのだが....
まだまだ、古い体質が生き続けるのだろうか?...