2011年9月16日金曜日

Googleのモトローラ モバイル買収、本当に特許だけか?


Googleのモトローラ モバイル買収で、Googleは多くの特許を得たと言われているが?  
Google、Motorolaの携帯部門を買収のニュースから1ヶ月。 本当に当初言われたような特許取得とAndroid陣営保護の目的だろうか?

 私個人は、発表当初からGoogleはハードウエアが欲しかったと見ている。「スマートフォンメーカー」としても歩み始めたGoogleだが、本音はどうだろう? 

今回の話は二つどちらかの意味を持つ。
 1. Googleは特許が欲しかった(特許戦争論)
2. Googleは製造部門が欲しかった

 すこし想定してみよう
 1.「 Googleは特許が欲しかった(Appleとの特許戦争で有利になるため)」なら?
現在も行われている特許戦争を有利に運び、製造部門が不採算になれば「Motorola Mobility」の製造部門はサッサと売り払われてしまう。
特許はGoogleに残るため、Android陣営のサードパーティーは、オープンソースのAndroidを使い続けることが出来る。

 2.「 Googleは製造部門が欲しかった」なら?
「Motorola Mobility」は子会社になり、Googleとは特別な関係性(最恵国待遇)が買収後から生まれる。
 当然、Androidの機密情報も含め最新情報は全て「Motorola Mobility」に渡ることになり、他のサードパーティー(サムスン、HTC、ソニーエリクソンなど)は不利な状態に追い込まれやすくなる。
今回の買収額、Googleの年間売上高の約1/3に相当する巨額な買い物。特許が欲しいだけで投資できる金額だろうか?という疑念が当然残る。

 1ヶ月前は特許戦争論が多くを占めていたが、最近入ってくるニュースは
台湾HTCがwebOS買収を検討?
Samsung、独自OS「bada」搭載のスマートフォン3機種を発表

サードパーティー各社は、いつハシゴが外されても良いような動きを見せているのも事実だ。慈善事業なら「みんなで仲良く・・・」という感じだろうが、Googleは立派な営利企業。考え方に従わなければ、検索でグーグル八分も平気で行う企業。自社製造部門に肩入れするのはごくごく普通の話だ。
ただこのOSの動き、日本メーカーは全く聞こえてこないのが残念...
(シャープのガラパゴス撤退の話、販売不振もあるが、これを見越してか?)


GoogleはやはりAppleになりたいのではないだろうか?
shinichiro beck Web Developer