
最近、毎年知人が本を出している。
この数年、毎年1冊は知り合いや友人が書いた本が出版されている。出版不況と言われているが、本当に不況なのか?...と思ってしまうほど「本を出す」という行為が一般的になっている。
この著者「宮澤保夫」さんとは10年以上のお付き合いになる。
幼稚園から大学までを一代で築きあげた日本で唯一の教育者。こう書くと非常に立派な人格者という風に思いがちだが、ご本人は至って気さくで優しい。
「普通の先生になりたい人は帰ってください」帯に書かれているが、この学校の生い立ちを含めて非常に変わっていて面白い。この学校グループ「星槎グループ」は発祥が学習塾ということだ。
宮澤さんの執務室で
この著者「宮澤保夫」さんはどんな学校を経営しているかというと学習障害や自閉症の子供達に学校を作っている。
子供達には非常に優しいが、職員には非常に厳しい。
教職員を前に「教師はサービス業だと思え!」「誰の金でお前らメシが食えてると思ってるんだ!子供達の授業料だろ!だったら子供達に何が出来るか自分で考えろ!」
この学校には先生様はいない。
教師への教育も非常に素晴らしいものがある。この学校に来るたびに教育って"こうあるべき
"と思ってしまうほど素晴らしい。
1番良いのは、学習障害や自閉症の子供達が”イキイキ”目を輝かせて学校生活を行っているところだろう。
6月に行われた出版記念のパーティー
収益は義援金として寄付された
星槎には3つの約束がある
・人を排除しない・人を認める
・仲間をつくる
このシンプルな約束ごとを生徒、職員が守っている。
ただ、ここまでの道程は非常に大変だったと宮澤さんはよく話をしてくれていた。
断片的な話が、この本でやっと1本の道になった感じだった。
現在は、南相馬市で原発事故で困っている人の支援を現地で行っている。
教育界のベンチャー起業家、異端の教育者「宮澤保夫」
私の非常に好きな方の1人だ。
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